はじめましてと第一回レビュー「幸腹グラフィティ」

こんにちは。

日々クリエイトされたコンテンツをただ消費してそのままに脳内の端に追いやっていた僕なんですが、自らクリエイトしない、できないにしろ流石にそれはもったいないだろうということでこの度ブログという形で筆をとることにしました。

当然素人の文で見苦しく、将来黒歴史になる確率がかなり高いものではありますが暖かく見守っていただけると嬉しいです。



というわけでまず第一弾。
僕が今観ているアニメの1つで、現在放送中の
「幸腹グラフィティ」
について感想を記していこうと思います。


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まだラストがわからない状態で評価するというのも難しい話ではあるのですが、しかし所謂「日常アニメ」である本作。これから大どん返しが待っているというわけでもないだろうし(あったらそれはそれでまた良いかもしれない)とりあえず今の所の感想を。

まずはあらすじ。
Wikipediaから引用させてもらうと

とある事情により一人暮らしをしている女の子、町子リョウ。ある日、叔母である明の頼みにより毎週土曜日だけ、はとこ森野きりんを自宅アパートに泊めることになった。リョウやきりん、予備校で知り合う椎名などと共に食事を通して温かい関係を築いていくお食事4コマ

とあります。(ja.m.wikipedia.org/wiki/幸腹グラフィティ)

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とまあこんな感じなんですが詳しくは観てみてください。



このアニメが訴えたいテーマは至極単純。

「誰かと食べる食事は美味しい」

それだけです。
NHKの夕方からやってる子供向け料理番組とかで散々使い倒された文句ですよね。

で、そのテーマを表す表現なんですが・・・






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食事の仕方が









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うん。



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狙ってますよね。





リョウ、きりん、椎名の主人公たち3人が、誰かと食事を食べたりして美味しいと思うと、こんな感じの演出が入ります。
もはや絵が変わります。



この演出=誰かと食べるご飯はおいしいね

なるほど、よくわかんないですね。





でも僕もこういう理由だけで観てるわけじゃないんです。いや本当に。

アニメの毎週の流れを簡単に説明すると

きりんちゃんがりょうちゃんの家に泊まりに来る
ご飯を食べる
翌朝、駅でさよなら

こんな感じです。メチャメチャシンプルですよね。
どこがいいかって言うと、最後の3つ目の部分。駅でさよならの部分です。

必ず話数の終わり方が、

「また来週」

かそれに準ずる言葉で締められるんです。

女の子がご飯を美味しそうに食べて、帰り際には「また来週」とお別れする。

深夜26時にそれを観るってなんかいいんですよね。

またこのアニメは、あの「魔法少女まどか☆マギカ」「化物語」など数々の名作を世に出した、新房昭之が総監督を務めています。

そのため、日常アニメでありながらお得意の「シャフト角度」や、「シャフト演出」がふんだんに使われていて、いわゆる「新房ワールド」が割と全開な感じに。

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オープニング、エンディングも印象的で、オープニングのアニメーションはもうすぐハリウッドで実写化される知る人ぞ知る名作「A KITE」の梅津泰臣が手がけています。

梅津監督が日常アニメのオープニングを作っている、というのがどうも違和感しかないのですが、映像もとても良く仕上がっていると思います。

また、提供、次回予告の曲はとても中毒性が高く、ネットでも話題になっていましたね。




ジャケットも・・・

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うん・・・うん。


僕は「日常アニメ」というのがどうもしっくりこなくて
最近の「のんのんびより」だとか「きんいろモザイク」、はては名作とも言われている「WORKING!!」「みなみけ」「ひだまりスケッチ」なんかも観ていません。

ただこの「幸腹グラフィティ」は自分の中ですごいしっくりきて、観終わると、「頑張ろう・・・」みたいになります。別にこれと言って頑張ることもないんですが。

何と言っても「また来週」がいいんですよね。会話なんですが視聴者に向けて発せられたような感じ。とても良いです。

最近一番好きな椎名さん

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の出番が少なめで少々不服ではあるんですが毎週楽しみにしています。


そんな「幸腹グラフィティ」レビュー第一弾でした。

アニメだけとは言わず、読んだ本、音楽なんかも扱っていきたいと思っています。

拙い文を最後までご覧になって頂き、ありがとうございました。